薬の瓦版
薬の瓦版=平成26年11月12日= 第2号

以下、テキスト版です。

大田区薬剤師会        薬の瓦版            2014年(平成26年)11月12日(水曜日)     (ほぼ週刊)
発行:大田区薬剤師会
東京都大田区中央3−1−3
アルカディア中央1階
世界糖尿病デー
ブルーのライトアップが全国で実施
 世界の糖尿病有病者の数 は、2013年現在、3億 8200万人で、2035 年までに5億9200万人 に増加するとみられていま す。そのうち、1億750 0万人は糖尿病と診断され ておらず、自分が糖尿病で あることに気付いていませ ん。糖尿病が原因で死亡し た人の数は2013年には 510万人に上り、6秒に 1人が亡くなっている計算 になります。特にアジア、 中東、アフリカ、南アメリ カでは2倍になると試算さ れており、我が国でも40歳 以上の3人に1人が糖尿病 または糖尿病予備群である と云われております。
 このような状況を踏ま え、国際連合は、毎年11月 14日を「世界糖尿病デー」 に指定し、世界各地で糖尿 病の予防、治療、療養を喚 起する啓発運動を推進する ことを呼びかけました。
 糖尿病合併症は、健康的 な生活スタイルと適切な治 療を続けることで、ほとん どの場合で予防が可能で す。そのことを世界規模で 呼びかけるため、「糖尿病 :私たちの未来を守ろう (Diabetes:pr otect our fu ture)」というスロー ガンが掲げられています。 国際糖尿病連合は「糖尿病 との闘いのため団結せよ」 というキャッチフレーズ と、国連や空を表す「ブル ー」と、団結を表す「輪」 を使用したシンボルマーク を採用して、全世界での糖 尿病抑制に向けたキャンペ ーンを推進しています。今 年の11月14日にも、国連及 び主要国で様々なイベント が開催されます。

 東京都内のライトアップ スカイタワー西東京[11月 8日・14日]、東急病院[11 月7日〜14日]、渋谷ヒカリ エ[11月14日]、大岡山駅構 内[11月10日〜14日]、二子 玉川ライズ(ガレリア広場) [11月10日〜14日]、東京都 庁[11月14日〜16日]、東京 駅丸の内駅舎[11月14日]
ちょっといっぷく
 筑波大学は、クック パッドと共同開発した 「糖尿病食献立」を平 成25年から「健康レシ ピ・糖尿病」(htt ps://kenko .cookpad.c om/tounyou /menus)で無料 公開中です。
 筑波大学附属病院内 分泌代謝・糖尿病内科 と栄養管理チーム(病 態栄養部)が現場のノ ウハウを結集し、クッ クパッド上の累計14 0万以上のおいしい料 理レシピの中から厳選 したものにさらに手を 加え、全体の栄養バラ ンスを整えた糖尿病食 献立として制作したも のです。
運動療法
 『糖尿病の運動療法』で は、どんな効果が得られる のでしょうか?

 (1)血糖を下げる。運動 時のエネルギー源として、 血中のブドウ糖(血糖)を 使うため、運動すると血糖 が下がり、その効果は翌日 まで持続します。また、定 期的に続けることで、筋肉 や脂肪など各組織の細胞が もつ、糖や脂肪をエネルギ ーに変える能力も高まるた め、その分膵臓の負担を軽 減できます
 (2)体重を減らす。運動 時のエネルギー源として、 脂肪(遊離脂肪酸)も使う ので、定期的に続けると体 重を減らすことができま す。また、血液中の中性脂 質や動脈硬化の原因となる 悪玉コレステロールを減ら し、動脈硬化を予防する善 玉コレステロールが増えて きます。
 (3) 心臓や肺の働きを 強化する効果
 (4) 血圧を下げる効果
 (5) 足腰など下肢の筋 力を強くして、老化を予防 する効果
 (6) 血液の循環をよく する効果
 (7) ストレス解消など 気分転換の効果
 (8) 体力がついて動き が楽になるため、日常生活 が快適になる効果などがあ ります。



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